うみのあお、そらのあお

BLOG うみのあお、そらのあお スタッフブログ

2018.3.29(木) イベントレポート
【イベントレポート】17年11月7日『これから働きたいママのための起業サポート』~販売集客戦略/SNS・ブログの活用方法~

23423535_1576687512413310_728616696_o (1)

起業ママがネットを活用してプロモーション(販売促進活動)をするケースは多いでしょう。でも、やったことがない人は具体的にどう使えばいいのかわからないですよね。

今回は、「商品サービス企画」コースでもお話いただいた長野実生(みお)さんに再登場いただき、SNSやブログをどのように使っているか伺いました。

スライド08

長野さんは事業開始当初からmixiやブログを、現在はInstagramやFacebookも活用されています。対談形式で講座内容のダイジェストをお届けしましょう。

 

※長野さんの開業ストーリーや子育ての両立法については、10月3日の講座のレポートをご覧ください。

 

【目次】

 

<ブログ・SNSのスタート>

 

<WEBツールの役割>

 

<ブログ・SNSの活用方法>

 

<ブログの書き方>

 

<ホームページの活用方法>

 

<活動場所を決める>

 

<理念を伝える>

 

<集客の相乗効果を生む>

 




 

 

<ブログ・SNSのスタート>

―長野さんは、ピラティスインストラクター資格養成コースに通っている頃からブログやSNSを始めていらっしゃいますね。なぜ準備段階からスタートされたのでしょうか?

スライド11

長野:通っていたスクールでネット活用に関する指導があったんです。早く始めておけば、教室オープンのタイミングでお客様が集まっている状態にできますよね。

いざ始めようという段階で集客をしようとすると、それだけで数か月かかってしまいます。すぐにお客様が集まらないと、自分のモチベーションも下がってしまいますね。

 

早めにブログを投稿し、「興味のある方はご連絡ください」と書いてメールアドレスを載せておくと、いざレッスンを開始するときにいち早く興味のある方にご案内できます。

「記事に書くことがない」と困る人も多いと思いますが、自分の“想い”や、いつからどんな教室を始めようとしているかなどを発信することはできますよ(長野さんブログ:2012年3月30日の投稿)。

 

また、当時はmixiを使っている人が多かったので、mixiのコミュニティも作っていました。最近は、LINE@やFacebookを利用する方も多いですね。

 

―準備段階から想いを発信していくことで、読者も「この人を応援してあげたい」という気持ちになりそうですね。

長野さんはアメブロを利用されていますが、選んだ理由は何だったのでしょうか?

 

長野:当時はネットが苦手だったこともあり、あまり比較検討していませんでしたね。

芸能人にアメブロをやっている人が多くて有名だったので、深く考えずに選びました。

 

―無料のブログサービスはたくさんあるので、わかりづらいですよね。

アフィリエイトで収入を得ようという目的でないなら、基本的にはどのサービスも十分機能が充実しているので、どれを選んでも大丈夫だと思います。

長野さんのように聞いたことがあるサービスを利用するのもいいですし、身近に使っている人が多いサービスにするのもいいですね。そうすれば、何か困ったときに情報交換することができます。

 

<WEBツールの役割>

―それではここで、ブログ、SNS、ホームページの違いを理解しておきましょう。

スライド12

―教室やサロンの場合、ホームページを作らずにブログだけ運営している方も多いようです。集客サービスの場合は、ホームページの優先順位は低くて大丈夫でしょう。

 

物を販売する場合は基本的にネットショップが必要ですね。ただ、それだけではあまり見てもらえない(あまり売れない)ことが多いです。

そんなときに、ブログは「看板」のような役割を果たしてくれます。良質な記事を数多く投稿していくと、検索エンジン(Google、Yahoo! JAPAN等)で検索した際、上位に表示されるようになります。その結果、たくさんの人に見てもらいやすくなるんですね。

また、SNSはユーザーを介して情報が拡散されていくという特徴があります。口コミ情報を広めるためにも、有効活用したいところです。

 

<ブログ・SNSの活用方法>

―では、長野さんのお話に戻りましょう。

長野さんの場合、ブログやSNSをどのようなタイミングで投稿されていますか?

スライド13

長野:例えばレッスンを1回実施するだけでも、上の画像のような流れで複数回投稿しています。

まずは、レッスン中に撮った画像に簡単なコメントとハッシュタグをつけて、Instagramに投稿します。同時に同じ内容をFacebookにシェアできるので、私の場合は誰でも見られるような公開範囲にしてFacebookの個人ページにシェアしています。

 

そして、当日夜に詳細な内容の開催報告と次回の告知をブログに投稿。当日夜~後日に事業用のFacebookページに開催報告や次回の告知等を載せます。

 

忘れてしまいそうなので、この記事を上げたらここにシェアして……という流れを書いておき、忘れないようにパソコンの近くに貼っています。

 

―長野さんは、Instagramのアカウントをひとつ、Facebookのアカウントを個人用と事業のふたつお持ちなんですね。

Instagramの事業用ページを作っている人も多いですね。また、InstagramからFacebookにシェアする際、個人用ではなく事業用のアカウントにシェアする人もいると思います。いずれにしても、投稿パターンを決めておくといいですね。

 

スライド14

―投稿するのに時間はかかりませんか?

長野:今はある程度パターン化されてきたので、かなり楽になりましたが、最初はブログ1記事を書くのに2~3時間かかることもありましたね。

でも、丸4年ブログを書き続けてきたので、検索結果で上位に表示されるようになってきました。

 

―“質の高い”記事をたくさん投稿してきた結果ですね。

読者に何の気付きもない記事をあげても意味がありません。その点は注意したいですね。まずは質重視で投稿し、パターン化できるようになったら時間短縮していきましょう。

 

<ブログの書き方>

―より具体的な部分をお伺いしたいと思いますが、長野さんのブログのヘッダー画像はどのように制作されたのでしょうか?

スライド15

長野:教室を始めて大分時間が経ってから、お得意な方に制作を依頼したんです。

はじめは元々ブログに入っているデザインを利用していいと思います。見た目よりもキーワードのほうが大切です。まずは記事の投稿に力を入れたほうがいいですね。

 

ブログのタイトルも重要ですね。私の場合、教室名の「Laulea(ラウレア)」で検索する人は少ないと思うので、「子連れ」「ピラティス」といったキーワードや地域名を積極的に入れています。名前を売るより、どこで何をしている教室なのかが伝わったほうがいいですね。

スライド19

―集客サービスをする場合、地域名はとても重要ですね。逆に、ネット販売をする場合はあまり地域名は関係ないでしょう。一般的に検索されそうなキーワードを散りばめたほうがいいですね。

 

キーワードの選定には「Googleトレンド」等のツールを使ってもいいですし、検索エンジンでキーワードを入れると「サジェストキーワード(予測変換)」が出てきます。これも、たくさん検索されているワード等をもとに表示されるので、参考になりますよ。

 

また、特に集客サービスの場合は「どんな人からサービスを受けるのか」がとても重要。できるだけ詳しくプロフィールを入れましょう。

 

長野:私の場合は、特に事業開始当初はピラティスそのものが一般的ではなかったので、ピラティスに関する説明も入れています。

あとは、お客様にレッスンや講師に関するアンケートにご記入いただき、その内容を掲載することも多いですね。

家族のことには触れないでもいいと思いますが、私の場合は「子連れピラティス」という事業形態なので、子ども関連の記事もときどきアップしています。

 

―お客様の生の声はぜひ載せたほうがいいですね。

子どもに関しては、個人情報の観点からお顔の部分にマスクをかける人もいますね。年齢によってはお子様ご自身の意思もありますし、家庭それぞれのお考えに則って投稿していただければと思います。

レッスンプログラムに関してはどのような投稿をされていますか?

 

長野:単に「いつ、どこで、いくらでピラティス教室をやります」だけでは、どんなレッスンを受けられるかわからないですよね。できるだけ具体的に伝えたほうがいいと思います。最初は投稿に時間がかかりましたが、1年(12か月)分のプログラムの説明を書いてしまえばあとは楽になります。毎年少しずつ内容は異なりますが、季節性もあるので1サイクルでき上がれば型が決まってきますね。

スライド16

―特に子連れの場合、行ったことがない場所に行くのも勇気がいりますよね。安心して行けるように教室の情報を載せておくことも大事だと思います。自宅で教室を開催している場合は住所を載せない人が多いですが、それでも自宅からの大体の距離や利便性などはできるだけ載せたほうが親切でしょう。

日程の告知はどのようにされているんですか?

スライド17

 

長野:メール配信を待っているお客様がいらっしゃるので、前月の15日前後にまずはメールで開催日程の告知をして、その後ブログに配信しています。

このときも、日程だけではなく「あなたはいくつ当てはまりますか?」という項目を載せるなどして、どんな人に向いている内容か具体的にわかるようにしていますね。

 

ブログで「最新の記事」の一覧が10記事表示されるんですが、そのうちのひとつは開催日程の告知になるように調整しています。お客様が「行きたい」と思ってくださったときに、すぐに探せる状態にしておいたほうがいいですよね。また、同じく10記事中1記事は空席情報を掲載しています。

 

―ブログで欲しい情報がすぐに見つからないとストレスになりますものね。

投稿時間はどうされていますか?

スライド18

長野:10時~11時前後は、子育てママが家事の合間などに見てくれる可能性が高いと思います。あとは、お子様たちが寝た後の夜の時間帯も見ていただけることが多いですよね。

旅行に行くときなどはまとめて予約投稿をして、アップしたい時間帯に上がるようにしていますよ。

 

―ターゲット層によっても見る時間は変わると思うので、FacebookやInstagramの「いいね」がつくタイミングを見ておくのもいいですね。

写真に加工して文字を足していらっしゃいますが、これはどうしているんですか?

 

長野:私は「LINE Camera」というアプリを使っています。レッスン室内が暗い場合でも明るく加工できるのでいいですよ。また、写真を見て一目でピラティス教室だということや子連れOKということが伝わるように文字を加えています。

 

―長野さんのように4年間やり続けるのはとても努力が必要なことだと思いますが、コツコツやり続けることが大切ですね。

 

<ホームページの活用方法>

―集客サービスの場合、ホームページの優先順位は低いというお話をしましたが、長野さんはホームページもお持ちですね。どういう経緯で始めたんですか?

スライド20

長野:しばらくはブログのみでやっていたのですが、ご縁があって「ホームページ作りますよ」とおっしゃってくださる方がいたんです。ホームページはサーバー代などもかかるので、余裕が出たときや何かご縁があれば作るということでいいと思います。

私もブログで詳しい情報をアップしているので、ホームページの更新は毎月のスケジュール告知程度にとどめていますね。

 

<活動場所を決める>

―次に、活動場所について教えてください。

長野さんは、ピラティス教室は逗子、戸塚、上大岡の3拠点で。キッズチアリーディングスクールは葉山で開催されていますね。複数の拠点を持っているのはなぜでしょうか?

スライド21

長野:子育て中のママがピラティス教室に毎週通うのは現実的に難しいですよね。

そのため、逗子だけで開催しているとどうしても集客が厳しくなってしまいます。実家が戸塚にあって母の協力を得られることもあって、戸塚と逗子、そしてその真ん中あたりに位置する上大岡で開催することにしました。

実際に使う施設は、子育てママや赤ちゃんが安全に快適に来られるところ、コンセプトに合った雰囲気のところを自分の目で見て選びました。

 

キッズチアリーディングスクールを葉山で開催したのは、逗子にすでに他のチアの教室が複数あったことが大きいですね。

 

―立地を選ぶ際には、競合を意識することも重要ですね。

 

<理念を伝える>

―長野さんは、2016年にキッズチアリーディングスクールを生徒さん11名の状態からスタート。今は講師2名体制で63名の生徒さんをお持ちだそうですね。こちらも、同様にブログ、ホームページで集客されているのでしょうか?

 

長野:キッズチア教室は最近ホームページを作ったばかりですね。やはり当初はブログ、SNS中心でやっていました。ありがたいことにキッズチアスクールは入室をお待ちいただいている状況なので、集客よりは教室の理念やレッスンの様子をお伝えする目的で使っています。

 

―お子様向けの教室の場合、ママ向けとは違って保護者とお子様両方に満足いただかないといけないぶん、運営が大変だと思います。教室の方向性を理解いただいくことに力を入れているんですね。

 

スライド25

長野:そうですね。「Lino Keikies」はテクニックや競技で勝つことを目指しているチームではなく、お子様たちの心や体の成長を重視しています。どういう気持ちで教室を運営しているかをできるだけ共有させていただいていますね。子どもたちとは、「チアノート」という交換日記もしています。

 

「保護者の方とのやりとりが大変なのでは?」と聞かれることもありますが、お蔭様で今のところトラブルはありませんね。お子様の成長に関する嬉しいメールをいただくことも多く、協力的な保護者の方ばかりです。

スライド26

―集客を考えると、「できる限り人を集めなくては」と思いがちですが、教室の趣旨をご理解いただけない方に来ていただいても、結局はお互い幸せになれません。ご自身の想いを伝えていくことはとても大事なポイントですね。

 

<集客の相乗効果を生む>

―最後のテーマになりますが、長野さんは、ピラティスとキッズチア、ふたつの事業を並行して行っていらっしゃいます。集客面でどのようなメリットがありますか?

スライド27

長野:まず、それぞれのブログを相互リンクして、たくさんの人の目に触れるようにしています。ピラティス教室のブログにキッズチアのブログを載せることもありますね。

ピラティス教室に通っていた方がお子様をチア教室に通わせてくださったり、チア教室の保護者の方がピラティス教室に来てくださったりすることも多いですね。

 

―ピラティスはママ向け、キッズチアは子ども向けなので、ターゲットがリンクしているんですね。素晴らしい相乗効果を生んでいると思います。

 

SNSやブログをお客様目線で更新していくことの大切さ、自分自身の理念を発信していくことの大切さもよくわかりました。長野さん、ありがとうございました。

 




 

 

販売集客戦略コースでは、後日「ネットショップ・ブログ・SNSの始め方」講座を実施。受講者の方には実際にスマホ等を操作していただきながら、すぐに実践できるネット活用法をお伝えし、ご好評いただきました。

 

今後も、うみのあお そらのあおは子育てと両立しながら働きたいママ向けの活動を行ってまいります。来年度もよろしくお願いいたします。