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2015.8.3(月) イベントレポート
【イベントレポート】7/23『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』~パン教室編~

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「これから働きたいママのためのプレおしごと講座」。7月23日に、第4回のパン教室編を開催いたしました。今回は、パン教室を主宰されている藤沢真美さんにお話を伺いました。

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講師プロフィール

藤沢真美さん
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子連れOKのパン教室「おうちパン」主宰。出産前はABCクッキングスタジオの運営スタッフ兼講師で、在職中に「ブレッドライセンス」、「ケーキライセンス」、「クッキングライセンス」を取得。私生活では、3歳(幼稚園年少)、0歳10ヶ月の兄妹のママ。寒川町在住。

ブログ:湘南☆寒川町 おうちでてごねパン

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今回は、子連れOKの講座。藤沢さんも普段のレッスン時と同様、生後10か月の娘さんをおんぶしながらのご登場です。休憩中には藤沢さんのパンもいただき、終始なごやかなムードでお話を伺いました。ここでは、対談と質疑応答の内容をレポートにしてお届けします。

【目次】
・開業までのプロセス(始め方のポイント)
・開業後のプロセス(広げ方のポイント)
・現在のワークスタイル

 

開業までのプロセス(始め方のポイント)
“ママ友にパン作りを教えたことがきっかけで、パン教室をオープン”

-藤沢さんは、以前ABCクッキングスタジオに勤めていらっしゃいました。その際に、お料理に関わる資格を複数取得されています。ここでは、資格取得からパン教室を開くまでの流れについて、下記の3つのステップに沿って伺いたいと思います。

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ステップ1 料理関連の資格を取得
ステップ2 ブログを立ち上げる
ステップ3 パン教室のプログラムを設計
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【ステップ1 料理関連の資格を取得】
-藤沢さんの場合は、前職での研修の一環として、パン作りの資格「ブレッドライセンス」を取得されています。一般の方とは違いがあると思いますが、カリキュラムや費用について教えてください。

藤沢:私の場合は、社内研修だったのと、それからこれはもう10年近く前のことなのであくまで参考として聞いてください。カリキュラムは、当時一般の方は1レッスンで1種類のパンを作っていくやり方でしたが、私の場合はグループで何種類かのパンを作っていくやり方で学びました。費用は、研修費とは別にライセンス登録料として15万円ほどかかりました。

-教室を開くにあたって、資格はあったほうがよいのでしょうか?

藤沢:なくても教えられるのでしょうが、自信を持って教えることができるので、私は資格をとってよかったと思っています。またABCクッキングスタジオの場合はアフターフォローも充実していて、たとえば、最新のレシピや作り方の動画を見ることもできます。常に最新の情報をレッスンに活かせるのが嬉しいですね。

-藤沢さんが資格を取得されたABCクッキングスタジオ以外にも、お料理の資格を取れるお教室はいくつかあるようですね。カリキュラムやアフターフォローは団体によって違いますが、費用としては1回のレッスン料5000円程度が相場のようですね。そのほか、ライセンス登録料や更新料がかかる団体もあるようです。

資格

 

 

【ステップ2 ブログを立ち上げる】
-資格取得後、第一子出産を機に退職されています。しばらく専業主婦をされたのち、ママ友にパンづくりを教えたことがきっかけで、お教室をはじめようと思われたそうですね。

藤沢:初めはお教室をするという考えは全くありませんでした。パンが作れるという話をしたら「教えて」と言われ、本当にただお友達と一緒に家でパンを作っただけでした。でもお友達がとっても喜んでくれて、自分も仕事をしていた時の感覚を少し思い出し、自宅でパン教室を開くのもいいかなとなんとなく感じました。それでもすぐにお教室を始める準備をしたわけではなく、その後一年くらいは特に何もしませんでした。

-具体的に動き始めたきっかけは何ですか?

藤沢:前職、料理教室時代の友人との会話がきっかけです。「パン教室やってみたいな」と言ってしまい「いつやるの?」と聞かれて「GW明けからかな」と答えてしまったんです。(笑)口に出して言うと、もうやるしかない!となるので、いいきっかけでした。

-やりたいと思いながらもなかなか動けない人は、誰かに宣言することで、自分で自分のお尻に火の付けるのも有効かも知れませんね。
やると決めた後の具体的なアクションとしてはブログの立ち上げだそうですね。

藤沢:これも、気持ちがぶれないように宣言して残していこうという想いがありました。元々育児ブログをやっていたので、ブログには馴染みがありました。それに、自宅でお教室やサロンをやっている方のブログを読んでいたこともあって、もしもお教室をやる時にはブログで集客しようと考えてました。

-実際、ブログからの集客はどうでしたか?

藤沢:ブログを作ったからいきなり集客できるというわけではありませんが、ブログは大切だと思います。例えば、今「おうちパン」はクックパッド認定教室になっているのですが、クックパッド料理教室(※料理教室検索サイト)を経由してきてくださる生徒さんがお教室を比較検討する際、ブログで事前にお教室の雰囲気を知ることができれば、安心して来ていただくことができますよね。

-なるほど。そのためには、ブログでは教室の雰囲気がきちんと伝わるように書いておく必要がありますね。ちなみに最近は集客する際には、ブログだけはなく、フェイスブックやインスタグラムなどのソーシャルメディアとあわせて利用するのが一般的です。

 

【ステップ3 パン教室のプログラムを設計】
-その後、パン教室のレッスンのプログラムを考えたと伺っています。

藤沢:そうですね。たとえば、自宅のオーブン1台で何人教えられるのか、みんなで一種類のパンを作るのか、別々のものを作るのか、といったことから考えはじめました。その際、自宅で料理教室を開いているかたのブログを読んで勉強しました。

-ブログは、情報発信だけでなく、情報収集にも使えるんですね。
プログラムが決まったところで、ママ友に向けて模擬レッスンをされたそうです。こちらは、やってみていかがでしたか?

藤沢:パン教室に求めるものが人それぞれ違うんだな、ということを学びました。パンづくりを極めたい方もいれば、ただリフレッシュしたい、と思っている方もいます。生徒さんの気持ちを汲み取った上で、要望にあったレッスンをすることが大切だと感じました。

 

開業後のプロセス(広げ方のポイント)
“ママも子どもも楽しめる教室に”

-ここからは、事業の広げ方を伺っていきたいと思います。事業を広げるにあたっては、生徒を増やす(集客する)ことと、来ていただいた生徒さんに満足していただき、再び来ていただくための工夫が大切です。

広げ方基本

 

 

既にお伺いしたブログでの集客以外に、藤沢さんが事業を広げるために行ったアクションは次の通りです。順に伺っていきましょう。

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アクション1 積極的に外に出て、新しい出会いをつくる
アクション2 クックパッド料理教室に登録
アクション3 子どもが楽しめる環境づくり
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【アクション1 積極的に外に出て、新しい出会いをつくる】

-起業ママの集まりなどにも積極的に参加されたそうです。どんな学びがありましたか?

藤沢:「事業として教室を運営する」ことの基本スタンスを学ぶことができました。教室運営の相談はお友達にはしづらいですが、起業家同士であれば、“事業として”お教室の話をすることができます。事業として考えるってこういうことなのか、と肌で感じることができました。
また、もともとそれが目的で行ったわけではありませんが、結果的に集客にもつながりました。お友達に対して「パン作りを教えますよ」とビジネスに発展させるのはなかなか難しいですが、こういった集まりで出会うと、はじめから「パン教室の先生」として出会うことができます。知り合った方がお教室に来て下さったり、ブログで教室を紹介してくださったり。少しずつ集客につながっていきました。

 

【アクション2 クックパッド料理教室に登録】

-2015年からは料理教室検索サイトである“クックパッド料理教室“に登録されています。事前審査が必要ですが、クックパッドを通じて集客ができるなどのメリットがあります(※レッスン料の一部をマージンとして支払う必要があります)。まず、なぜ登録しようと思ったのですか?

藤沢:二人目の出産のためにしばらくお教室をお休みしていて、復活のタイミングでお教室をパワーアップしたいなという想いがありました。もともとお友達向けにお友達価格で始めたお教室だったのですが、もっと“事業として”やっていきたい。例えば教える内容も、もう少し材料にこだわったパンづくりにしたり、レベルアップさせたいと思うようになりました。ただ、当然材料費も上がりますし、レッスン料を改定せざるをえません。クックパッド認定教室になることで、価格とレッスン内容を変更する良いきっかけになればと思ったんです。

-今まで通ってくださっていた方に、急に価格改定のお話をするのは難しいですよね。価格は後で改定するのが難しいことが多いので、最初の価格設定がとても大切ですね。

藤沢:そうですね。私の場合、もともとお友達だった方は、今も生徒さんとは区別して「モニターさん」とお呼びしています。材料費しかいただかない分、忌憚のない意見を言ってもらい、お教室をよりよくするために協力していただいています。

-なるほど、そのように区別する方法もあるのですね。

 

【アクション3 子どもが楽しめる環境づくり】

-教室を運営するにあたっては、生徒さんのお子様が楽しめる環境づくりを心掛けていらっしゃるそうですね?

藤沢:子連れOKのお教室は、お子様が「あそこにはもう行きたくない」と言えば次はありません。また、お子様が楽しく過ごしてお母さんから少し離れることができれば、ママもよりリフレッシュできて満足度があがりますよね。ですので、お子様の安全性を確保するのはもちろん、子どもがママと離れて楽しく過ごせることをとても大切にしています。具体的には、キッチンから見えるリビングにおもちゃやDVDを置いて、お子様が楽しめるプレイルームを整えています。

-ママたちのニーズを汲み取ってしっかり応えることが、「また行きたい!」と思ってもらえるお教室につながっているのですね。

 

現在のワークスタイル

“未就園児の子がいる今は、限られた時間のなかでベストを尽くす”

-では、普段の働き方について伺いたいと思います。レッスンのスケジュールはどのように決めているのですか?

藤沢:幼稚園の予定を確認してから、毎月15日に翌月の予定を告知するようにしています。基本的には上の子が幼稚園に行っている間のみレッスンをしていますので、夏休みなどの長期休暇中は、「ご要望がある場合のみ開催」ということにさせていただいています。
それから、子どもの病気などで日程を変更させていただくことがある、ということは、あらかじめ生徒さんにご了承いただいています。幸いにも、子どもがあまり病気をしないので、日程変更をしたことはほとんどありませんが。

-月に1度、藤沢さんも子連れで習い事に行かれるそうですね?

藤沢:自分が生徒としていくことで、子連れ教室の運営方法のヒントやアイデアが得られることがあります。リフレッシュするのはもちろんですが、自分のスキルアップのためにも大切にしています。

-常に新しいことを学ぼうという姿勢が素敵ですね。

藤沢: いずれは事業を広げていきたいという想いもありますが、「家族優先」という軸はぶらしたくないので、下の子が幼稚園に行くまでは少しペースを抑え「決めた時間の中でベストを尽くす」ことにこだわっています。

-素晴らしいですね。お子さんが入園する3年後を見据え、コツコツと学び続けている姿勢も参考にしたいです。どうもありがとうございました。

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「家族優先」という強い信念を持ち、仕事と家庭のバランスをコントロールされている藤沢さん。子どもが小さい間の働き方として参考になるお話がたくさんありました。

「これから働きたいママのためのプレお仕事講座」はまだ続きます。今後の講座はこちらからご確認いただけますので、興味のあるかたはぜひご参加ください。