うみのあお、そらのあお

BLOG うみのあお、そらのあお スタッフブログ

2016.6.17(金) イベントレポート
【イベントレポート】16年6月3日『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』~クラウドソーシングを使った働き方とは~

★IMG_9661 - コピー

在宅で事務仕事をしたい方向けに開催中の、『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』のクラウドソーシングコース。初回(6月3日開催)は、タスク管理やスケジュール管理を中心に、クラウドソーシングを使った働き方についてお届けしました。ここでは、講座の内容をダイジェストにしてご紹介します。

===============
【目次】

Ⅰ クラウドソーシングとは?
Ⅱ スケジュール管理
Ⅲ 短い時間で効率よく働くコツ

===============

 

クラウドソーシングとは?

では、そもそも“クラウドソーシング”とは何なのか、ということから確認しましょう。

 

◆クラウドソーシング=“WEBサービスを介して、不特定多数の人に業務を委託すること”

クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングサービスを使うことで、発注者(仕事を依頼する側)は、不特定多数の在宅ワーカーに向けて、仕事の依頼内容を発信することができます。在宅ワーカーは、応募して採用されれば受注者となり、実際に業務を行って納品する、という流れです。※なかには、応募が不要で即作業にとりかかれる案件もあります。

有名なクラウドソーシングサービスサイトとしては、下記のようなものがあります。

・「CrowdWorks(クラウドワークス)
・「Lancers(ランサーズ)
・「shufti(シュフティ)

実際にサイトを覗いてみるといいでしょう。

 

◆手軽にはじめられて、自由度が高い

クラウドソーシングを利用して働くメリットは、主に次の2つです。

 

【メリット1】PCとインターネット環境があれば、自宅で空いた時間に仕事ができる

PC・インターネット環境さえあれば、時間や場所を問わずに仕事をすることが可能です。育児の合間をぬって作業することもできます。

 

【メリット2】自分のスキル、使える時間数など、条件に応じて仕事が選べる

仕事の種類

上記は「shufti(シュフティ)」の仕事一覧です。ロゴ・チラシのデザイン、HP作成などの専門的な技量が必要なものから、データ入力・収集などの敷居が低いものまで幅広く募集されています。なお、募集数としてはライティング業務が最も多いようです。

どんな仕事があるのかをイメージするために、実際の仕事の具体例を2つ見ていきましょう。

 

まずは、“テープ起こし”業務の募集です。

【仕事例1】=========================

仕事例1

1本90分のテープを聞き、文字に起こすという仕事です。報酬は「5万円~10万円」となっていますので、この範囲内で見積もりを出して提案することになります。

 

2つ目は、“データ収集”業務の募集です。

【仕事例2】=========================

仕事例2

指定されたジャンルのホームページURLやメールアドレスを収集するという仕事です。
「依頼の継続性」の部分で「今回のみ、お願いします」という記載がありますので、単発の業務です。案件によっては、「○か月間続けてくださる方を募集します」といったように、一定期間続けるケースもあるようです。

 

◆自由な一方で、責任も全て自分1人で負う

クラウドソーシングサービス上には多数の募集案件があり、どの仕事に応募するかは自由です。また、いつ・どれくらい働くのかも自分で決められるので、子育て中の方には嬉しい働き方ですね。

ただし、「すべて自分で決められる」ということは、裏をかえせば「責任は全て自分にある」ということ。業務を請け負った以上は、確実に期限内に仕上げて納品しなければいけません。

決められた仕事をしっかり遂行するためには、次の3つのスキルが必要になります。

 

【スキル1】管理力(スケジュール、納期、品質)

会社員として働く場合や、アルバイト・パートタイムで働く場合、業務が終わらなくても、誰かに引き継げる、もしくは手伝ってもらえるケースもあるでしょう。しかし、個人で業務を行う場合は、誰も助けてはくれません。確実に終わるようにスケジュール管理をする必要があります。

また、納品物の品質管理も、すべて自分で行います。自分で自分の作成したものをチェックするのは難しいものですが、一度印刷をして見直す、一定時間を置いてから見直すなど、念入りに確認しましょう。

 

【スキル2】コミュニケーション力

クラウドソーシングサービスを利用する場合、新しい案件に応募する際は、基本的に毎回新しい人(発注者)と信頼関係を構築しなければなりません。また、発注者側とのやり取りは基本的にメールのみなので、面と向かって表情を読み取ることもできないのです。行き違いが起こらないよう、丁寧なコミュニケーションを心掛ける必要があります。

 

【スキル3】PCスキル(Word、Excelなど)

PCスキルは、「絶対なくてはならない」というものではありません。しかし、PCスキルを要さない業務は往々にして単価が安いものです。業務を遂行するにあたってWordやExcelのスキルが必要な場合が多いため、幅広い業務を請け負うためにも、使えたほうがよいでしょう。

 

スケジュール管理

では、ここからは【スキル1】の“管理力”にフォーカスし、スケジュール管理のやり方をご説明します。

 

◆不測の事態にも対応できるようにスケジュールを立てる

スケジュールを立てる手順は次の通りです。

 

【ステップ1】仕事にかかる時間を見立てる

まずは、納期はいつで、納品物は何なのかを明確にしましょう。そして、納品前に発生する作業を洗い出します。そこから、各作業にかかる時間を見立てていくのです。

なお、作業をはじめてから「やっぱり出来ない」ということがあっては大変。不明点がある場合は必ず“応募前に”確認しておきましょう。

 

【ステップ2】仕事に使える時間を把握する

次に、自分のスケジュールを見直して、いつ・どれくらい仕事に時間を割けるのかを洗い出します。お子さんが幼稚園に通っている時間かもしれませんし、寝静まった後の時間かもしれませんが、「仕事に使える時間」を把握しておくことが非常に重要なのです。

ただし、特に子育てをしながらの仕事には、急病等の不測の事態がつきものです。何かあったときに備えて余力を残しておくためにも、はじめから睡眠時間を削らなくては成り立たないようなスケジュールを立てることは避けましょう。

 

【ステップ3】いつ何をやるかの具体的なスケジュールを立てる

最後に、いつ・何をやるか、具体的なスケジュールに落とし込みます。作業の途中で発注者側のチェックが必要な場合は、進め方や相手のスケジュールをきちんと確認しておきましょう。チェックを待っている間は業務を進めることができないため、その点を考慮していないと、「期限に間に合わない」という事態にもなりかねません。

 

参考までに、“仕事にかかる時間”と“仕事に使える時間”の見立て方の例をご紹介しましょう。

 

◆“仕事にかかる時間”の見立て【参考例】

ワーク1回答例

先ほどの【仕事例1】のケースで仕事にかかる時間を見立てた例が上記の通りです。やり方は人それぞれですから、「これだけが正解」というものではありません。あくまで例としてご覧ください。

このケースでは、
・音声データを受け取って確認する 5分
・テープを書き起こす 240分×本数
・不明点があれば確認する 5分
・書き起こしたファイルを確認修正する 120分×本数
・納品する 5分
として、案件全体にかかる作業時間が15分、1本あたりの作業時間が6時間という見立てになっています。

「音声データを受け取ってから確認する」「不明点があれば確認する」という作業は、見落としがちですが非常に重要です。いざ仕事をはじめようと思ったら、「音声データが間違っていた」「わからないことがあって先に進めない」といった事態になる可能性もありますので、怠らないようにしましょう。

また、テープの内容を書き起こすためには、録音時間以上の時間を要します。ここでは、90分のテープを起こすのに240分かかると想定しました。

もし、やったことがない作業で時間の見立てが難しい場合は、似た作業をしてみることをオススメします。例えばテープ起こしであれば、動画サイト上の動画を観ながら、一度文字起こしをしてみるといいでしょう。再生時間に対して、書き起こすのに何倍の時間がかかるのか、ある程度想定できますね。

 

◆“仕事に使える時間”の見立て【参考例】

わーく2

次に、同じく【仕事例1】の仕事に使える時間を見立てた例が上記です。具体的に何時から何時まで仕事ができるのかを洗い出し、休憩時間も考慮したうえで、仕事に使える時間を日付の下のカッコ内に記入しています。ここでは、29.5時間使え、4本応募できるという想定になりました。

テープ起こしにかかる時間を1本6時間と想定すると、約30時間使えるため、「5本応募可能なのでは?」と思うかもしれません。しかし、余力を残しておくためにも、応募本数は少なめにしておくほうが安全でしょう。

 

短い時間で効率よく働くコツ

最後に、育児の合間の短い時間で、仕事時間をできるだけ捻出するためのコツをご紹介します。

因数分かい

仕事の量を増やすためには、仕事をする時間を物理的に増やすか、仕事の作業スピードを上げるかのどちらかになります。

 

◆仕事に使える時間を増やすコツ

まずは、仕事に使える時間を増やすコツをご紹介しましょう。

 

【コツ1】生活のなかの無駄を省く

生活のなかの無駄を省くことは、簡単なようで意外に難しいものです。まずは1日にやっていること、1週間のうちにやっていることを全て書き出します。

そして、
・必要なこと
・やったほうがいいけれど、削っても問題ないこと
・無駄なこと
の3つに分類しましょう。

「無駄なこと」は即刻削り、「やったほうがいいけれど、削っても問題ないこと」のなかで優先順位を決めていきます。

例えば、毎日買い物に行っているとしましょう。その日に食べたいものを当日に買うのは、よいことかもしれません。でも、効率という意味では工夫の余地があります。1週間の献立をまとめて立てておき、週に一度だけ買い物に行く、という方法にシフトすることも可能でしょう。

 

【コツ2】時短の工夫をする

“必要なこと”にかかる時間を短縮するためには、家族と分担する、アウトソーシング(外部委託)を検討する、便利な家電に頼るといった方法があります。

それ以外に、「子どもと一緒にやる」という方法もオススメです。例えば、「洗濯物をたたむ」という家事は、子どもが幼稚園に行っている間にやらなくても、年齢によっては子どもと一緒にやることができますよね。子どものお手伝いは時間がかかるかもしれませんが、親子の有意義な時間を過ごすことができますし、子どもがいない時間にやらなくてはいけない家事が減ります。

また、仕事であっても、タスクの整理や進捗の確認等であれば、子どもがぬり絵やお絵かきをしているそばでできるかもしれません。子どもと一緒にできることと、できないことを一度整理してみるといいでしょう。

 

【コツ3】生活リズムを整える

幼稚園児以上のお子さんがいらっしゃる場合は、生活リズムを整えるのも効果的です。1日の生活パターンをしっかり決めておけば、予定が立てやすくなります。30分以上の時間を生み出せるケースも多いでしょう。工夫の余地があると思う人は、ぜひ試してみてください。

 

◆仕事のスピードを上げるコツ

では次に、仕事のスピードを上げるコツをご紹介します。

 

【コツ1】基本的なPCスキルを身につける

Word・Excelなどの知識を身につけることはもちろんですが、知識だけあってもいきなりスピードは上がりません。実践で何度も手を動かし、スピードを上げていきましょう。

 

【コツ2】分からないことはすぐに検索する癖をつける

個人で在宅ワークをしていると、会社で働いているのとは異なり、上司や同僚からアドバイスをもらうことができません。分からないことを放っておいても一向に解決することはありませんので、すぐに検索して調べることを習慣にしましょう。

 

クラウドソーシングサービスを使った働き方は、自由度が高く、子育て中の方にとってもメリットが多いといえるでしょう。しかし、個人で業務を請け負う以上、責任も1人で負うことになります。仕事を始めてから「困った!」という事態に陥らないように準備したいものです。

うみのあお そらのあおでは、今後もさまざまなノウハウを提供していく予定です。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。