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2016.7.23(土) イベントレポート
【イベントレポート】16年7月15日『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』~クラウドソーシングを使ったスキルアップについて知ろう~

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2016年6月3日~7月15日まで、全7回にわたって開催されたクラウドソーシングコース。第1回は、クラウドソーシングを使った働き方について。第2回~6回はWord・Excelの基礎的スキルを身につける実技講座を開催しました。
そして、最終回(第7回/7月15日開催)は、クラウドソーシングサービスの具体的な使い方や、ステップアップの方法等についてお届けしました。
以下の目次に沿って、最終回の講座の内容を簡単にご紹介します。

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【目次】
Ⅰ クラウドソーシングサービスの使い方
Ⅱ クラウドソーシングでのコミュニケーションのコツ
Ⅲ ステップアップの方法

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クラウドソーシングサービスの使い方

まずは、クラウドソーシングサービス利用の流れをみていきましょう。ここでは「CrowdWorks」を例にご紹介しますが、おおまかな流れは「Lancers」や「shufti」など、他のクラウドソーシングサービスサイトも同じです。
基本的には、次の6ステップとなります。

手順


【ステップ1】会員登録(無料)

まずは「CrowdWorks」のサイトにアクセスし、「新規会員登録」をクリックします。メールアドレスを入力すると自動でメールが届くようになっているので、メールに書かれたURLをクリックしましょう。リンク先で名前や生年月日などの個人情報を登録し、利用規約、個人情報保護方針等を確認してください。最後に文字認証をすれば、もう登録完了です。

 

【ステップ2】基本情報、振込先口座の登録

会員登録をするのは簡単ですが、これだけではまだお仕事はできません。
基本情報や振込先口座など、より詳細な情報を登録していきます。なお、住所も入力しますが、あくまでサービス利用上必要な情報であり、発注者側に住所を知られることはありませんのでご安心ください。
発注者は、スキルや経歴、人物像等をワーカーのプロフィールを見て確認します。お仕事をいただけるかどうかに大きく関わってきますので、アピール材料になることはできるだけ詳しく入力したほうがいいでしょう。前職での経験はもちろん、趣味もプラスの要素になることがあります。

 

【ステップ3】仕事を探す

クラウドソーシングサービス上ではさまざまな仕事の探し方がありますが、未経験・初心者の場合は、次のような探し方がオススメです。
検索

まず、「仕事を探す」というタブをクリック。「プロ向け」を選択すると、開発やデザイン、専門性の高いライティング等、難易度の高い案件が出てくることが多いので、「経験不問」を選択します。例えば、仕事の種類のなかから「タスク・作業」というカテゴリーを選び、「データ作成・入力」をクリックしましょう。そうすると、また細かく「テープ起こし・文字起こし」、「エクセル作成」等のカテゴリーが出てきます。はじめのうちは幅広く案件をチェックし、気になる仕事があれば「気になる!リスト」に登録しておきましょう。登録しておけば、後からまとめて比較検討できるので便利です。
なお、上記の方法以外にも、「必要なスキルから探す」という部分から、「Word」や「Excel」を選択すれば、それらを使う仕事を検索することもできます。フリーワードから検索してみてもいいでしょう。自分がやりやすい方法を探してみてください。

 

【ステップ4】条件交渉、契約 【ステップ5】納品、検収、報酬確定

次に、ステップ4・5をあわせてみていきましょう。
クラウドソーシングには、「タスク形式」、「プロジェクト形式(固定報酬制)」、「プロジェクト形式(時給制)」、「コンペ形式」という主に4つの仕事の形式があります。それぞれの特徴は下記の通りです。

仕事種類

「3. プロジェクト形式(時給制)」や「4. コンペ形式」は、いずれチャレンジすることもあるかもしれませんが、初心者が取り組むケースは少ないかと思います。
ここでは、「1. タスク形式」と「2. プロジェクト形式(固定報酬制)」の2つに絞ってより詳しくみていきましょう。

 

1.タスク形式の場合

タスク1

タスク形式は、初心者でもチャレンジできる簡単な仕事が中心。そのぶん単価も安めの傾向にあります。発注者側の事前審査が必要ないことが特徴的で、いきなり作業にとりかかってOK。先着順で作業をするので、端的に言えば「早い者勝ち」ですね。WordやExcel等を使わずに作業できる案件も多いため、手軽に取り組むことができます。
例えば、キーワードを選んで用語説明文を作成する、というタスクの場合、次のような流れで仕事をします。

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(1) 仕事詳細ページで仕事内容を確認し、「作業一覧へ」をクリック
(2) 説明文を作成したいキーワード(用語)を選択し、「作業を開始する」をクリック
(3) サイト上の作業画面で執筆したら、「作業を完了する」をクリック
(4) 納品物(作成した用語説明文)に特に問題がなければ、クライアントが承認し、報酬が確定

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2.プロジェクト形式(固定報酬制)の場合

プロジェクト形式

プロジェクト形式(固定報酬制)の場合は、応募文を書いてクライアントへ送り、応募者のなかから選ばれれば作業できる、という仕事形式。仮払いされている状態で仕事に着手し、納品物に問題がなければ報酬が確定します。
では、テープ起こしのプロジェクトに応募するという前提で流れを見ていきましょう。

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(1) 一覧から応募したい仕事をクリックし、仕事詳細ページで作業内容を確認する
(自分が実際に仕事を受けられるかどうかの見立て方は、第1回講座のレポートの「Ⅱ スケジュール管理」をご参照ください)
(2) 問題なければ、仕事詳細ページで「応募画面へ」をクリック
(3) 応募画面で応募条件、メッセージを入力して「応募する」をクリック
(4) クライアントとメッセージや条件変更等のやりとりをして、条件に同意する
(秘密保持契約のリクエストを受ける場合も。仕事上必要なものなので、承認しましょう)
(5)  契約成立。クライアントが報酬を仮払いする
(6) 業務をしたら納品物をアップロード。メッセージを添え、「納品する」ボタンをクリック
(7) クライアントが検収。報酬が確定

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(7)の応募画面では詳細の入力が必要ですが、支払い方式や契約金額、完了予定日等は基本的に「仕事の概要」に書かれていますので、そちらをご参照ください。

応募画面

原則、発注者側が「予算2,000円」と書いていれば、2,000円で応募して問題ないでしょう。ただし、クライアントができるだけ安く作業してくれる人を探している場合は、その限りではありません。難しいところですが、いくつか案件をこなせば相場観や勝手がわかってくるかと思います。
完了予定日(納期)に関しては、確実に早く納品可能なら早めに設定しても構いませんが、子育て中は子どもの急病等の不測の事態が起きがち。少しでも不安があれば、提示されている納期にしておくのが安全です。

 

【ステップ6】評価

納品が完了した後も、クライアントから評価をもらい、クライアントの評価をつけるという大事な仕事が残っています。相手の顔が見えないうえ、新規のクライアントと仕事をすることが多いクラウドソーシングサービスにおいて、評価は信頼性をダイレクトに表すものだといっていいでしょう。
請け負った仕事に関して納期を確実に守り、しっかり品質を保つことが大前提ですが、クライアントの期待を裏切らない仕事をし続けていれば、高い評価をもらうことができるはず。高い評価を得られれば仕事がしやすくなり、よりレベルの高い仕事にステップアップしていくことができます。

ここまで6ステップに分けてクラウドソーシングサービス利用の流れをご紹介してきましたが、実際やっていくなかでわからないことが出てくるかもしれません。その場合、まずはサイト内の「よくある質問」や「ご利用ガイド」を確認してください。どのクラウドソーシングサービスでも、サイト内で解決できないことはほとんどないと言っていいでしょう。例えば「CrowdWorks」では「みんなのお仕事相談所」というワーカー用の掲示板機能もありますので、そういったものを利用するのもいいですね。

 

クラウドソーシングでのコミュニケーションのコツ

さて、クラウドソーシングサービスを使って仕事をするうえで、コミュニケーションの取り方はとても重要です。
基本的に案件ごとに毎回新しいクライアントと仕事をすることになりますので、クライアント側も信頼できる受注者かどうか不安に思っていることでしょう。
また、やりとりはメールのみというケースが多いので、対面や電話でのコミュニケーションと違い、表情や口調を読み取ることができません。認識のずれが起こりやすいので、注意してメールの文面を作成する必要があります。
・ 相手の立場に配慮する
・ 丁寧でわかりやすい表現をする
・ 漏れなく確認する
ということに注意してコミュニケーションをとりましょう。
では、参考までにコミュニケーションの例をご紹介します。

ワーク

上記の案件に応募するという前提で、応募メッセージを作成してみました。

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(クライアント名)●●●●様

はじめまして。
(名前)●●●●と申します。

さて、このたびテープ起こしのお仕事について拝見し、応募させていただきました。

平日10時~14時の間で作業が可能です。
明日(9/18)から作業を開始できるとすると、チェック作業を丁寧に行う時間も考慮して、ご指定の納期までに4本納品できる見込みです。
また、メールでのご連絡は平日14時まででしたらすぐに対応が可能です。14時以降は少しお時間をいただく場合がございますが、当日中にはお返事をさせていただきます。
ご検討のほど宜しくお願い致します。

(署名)●●●●

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いかがでしょうか?あくまで回答例なので、これだけが正解というわけではありませんが、ポイントを解説していきましょう。

 

【ポイント1】クライアントが重視しているポイントを確認する

「仕事の詳細」を見ると、今回のクライアントは「誠実、正確さ、納期」を重視しています。当然、その部分をアピールしたほうが、採用されやすくなるでしょう。
ここでは、「明日(9/18)から作業を開始できるとすると、チェック作業を丁寧に行う時間も考慮して、ご指定の納期までに4本納品できる見込みです。」と書くことで、納期をしっかり守ることや、丁寧に作業することをやんわりアピールしています。

 

【ポイント2】伝えるべきことを「CAN」に置き換えて伝える

確認したいこと・伝えなくてはいけないことはしっかり書かなくてはいけませんが、相手の立場に立って書くことが大切です。
ここでは、「明日(9/18)から作業を開始できるとすると」という前提を入れることで、「(4本納品するなら)9/18には作業を開始したい」ということをやんわり伝えています。また、「メールでのご連絡は平日14時まででしたらすぐに対応が可能です」と書くことで、自分の作業時間が限定されていることも伝えていますね。
はっきり言ってしまえば、
・ 9/18に作業を開始できるようにデータをもらえないと4本納品できないかもしれません。
・ 平日14時以降はすぐにメールの返信をすることができません。
という主旨なのですが、「CAN NOT」ではなく「CAN」のメッセージに置き換えて書くことで、心証がよくなります。

 

【ポイント3】最低限のメールマナーを守って

友人同士のメールでは必要ありませんが、ビジネスメールでは、
(1)宛名
(2)簡単な自己紹介
(3)署名
を最低限書く必要があります。
これは応募メッセージに限らず、どの場面でも常に意識しておきましょう。相手は1日に何件もメールを見ていますので、誰からのメールなのかいちいちチェックするのは大変です。もちろん、正しく丁寧な言葉遣いを心掛けることも大事ですね。

 

ステップアップの方法

未経験でクラウドソーシングサービスを始めた場合、最初は報酬単価が安い案件しか作業できないという人が多いかもしれません。しかし、その状態に甘んじることなく、だんだんとステップアップしていきたいものです。
一旦、「ステップアップ=収入を上げること」と仮定しましょう。収入を上げるためには、仕事量を増やすか、報酬単価を上げるか、またはその両方を目指さなくていけません。

ステップアップ


そのためには、
・ 作業スピードを上げる
・ 仕事時間を増やす
・ 専門性を身につける
といった方法が考えられます。仕事時間の増やし方については、第1回講座のレポートの「Ⅲ 短い時間で効率よく働くコツ」で詳しくご紹介しました。ここでは、作業スピードの上げ方、専門性の身につけ方をご紹介します。

 

■作業スピードを上げる

作業スピードを上げるためには、実践を積み重ねていく、つまりどんどん仕事をするのが一番早道でしょう。PC操作はやればやるだけ慣れていきますし、とにかく手を動かすことが大切。特定の業務に慣れるまでは、同じカテゴリーの仕事を続けて行うのもオススメです。テープ起こしであればテープ起こしの仕事を続けて行ったほうが、作業スピードが上がっていくのを実感できるでしょう。
また、わからないことがあったときに立ち止まっていては時間のロスです。頼れる上司や同僚はいませんので、全て自分で解決するしかありません。大体のことは検索エンジンを使って調べれば解決します。疑問点はそのままにせず、自分ですぐに調べる癖をつけましょう。
応募メッセージのように、テンプレートを作れるものは作っておくことも大切です。かなりの時間短縮につながります。

 

■専門性を身につける

報酬単価を上げるために、専門性を身につけることも重要です。特定の分野に関する知識やスキルを身につけることで、次第に仕事のレベルを上げていくことができます。
例えば、タイピングやライティングの能力を磨いていき、少しずつ難しいライティング案件にチャレンジしていくのもいいでしょう。質の高い仕事をすれば、クライアントから「この仕事もやりませんか?」と依頼がくることも。
資格を取得して専門分野を作るのもいいですし、趣味や興味のあるジャンルを少し掘り下げて学ぶだけでも随分違います。とにかく「できそう」と思うことを探して自ら学んでいく前向きな姿勢が重要です。
クラウドソーシングサービスが提供しているノウハウ記事やスキル支援を活用するのもいいでしょう。「CrowdWorks」がオンライン学習サービスの「Schoo(スクー)」と共同で開催している講座などは特にオススメです。ライティングや音声起こしに関する基本的な内容を動画で学ぶことができます。ほかにも、「Schoo」では色々な講座を開催しています。在宅で専門スキルを身につけることも可能なので、興味があれば覗いてみましょう。

 

クラウドソーシングの仕事を始めても、最初はわずかな収入しか稼げないかもしれません。しかし、実際に仕事をしていくなかで徐々にスキルアップしていくことができます。実践で学べることを価値として捉えるといいでしょう。
クラウドソーシングサービスは、ずっと使い続ける必要はありません。いずれはサービスを介さずにフリーランスとして活躍できるようになるかもしれません。また、今後就職を考えている人は、スキルを磨いて就職活動に活かすこともできるでしょう。長期的な視野を持ったうえで、クラウドソーシングを選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。