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2016.10.19(水) イベントレポート
【イベントレポート】16年10月7日『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』~先輩クラウドワーカーから学ぶステップアップのヒント~

クラウドソーシングサービスを使えば、在宅で気軽にお仕事を始めることができます。でも、みなさん気になるのは、“どうやってステップアップしていくのか”ということではないでしょうか?

そこで今回は、先輩クラウドワーカーにお話を伺い、ステップアップのポイントを学びました。今回お話を伺ったのは、ライター・エディターの藤澤佳子さんです。

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講師プロフィール

ライター・エディター 藤澤佳子さん

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元住宅情報誌編集者。専業主婦を経て、現在はフリーランスのライター・エディター。前職の経験や保育士、FPの資格を活かし、主に住宅・金融・教育分野の執筆・編集を手掛ける。私生活では小学校1年生(6歳)と年少(3歳)の姉弟の母親。川崎市在住。

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以下の目次に沿ってお話の内容をご紹介していきましょう。

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【目次】

Ⅰ どんな風にお仕事を始めたのか?
Ⅱ 仕事を始めてわかったこと
Ⅲ どんな風に仕事を広げてきたのか?
Ⅳ 現在のワークスタイル
Ⅴ ステップアップのポイント

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※クラウドソーシングサービスに関する基本的な内容が知りたい方は、以下のレポートもご覧ください。

◇【イベントレポート】16年6月3日『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』~クラウドソーシングを使った働き方とは~

◇【イベントレポート】16年7月15日『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』~クラウドソーシングを使ったスキルアップについて知ろう~

 

Ⅰ どんな風にお仕事を始めたのか?

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―藤澤さんは、元々住宅情報誌の編集者をされていましたが、2人目を出産する前に退職。しばらく専業主婦をされた後、フリーランスとしてライティング・編集業を始めています。
まず、会社員時代はどんな思いで働いていたのですか?

藤澤:第1子出産後に1年程度ワーキングマザー生活を送っていたのですが、どうしても子どもと過ごせる時間はごくわずかでした。子どもが病気をして入院してしまうこともありましたし、2歳頃になると「ママとずっと一緒にいたい」とはっきり言うようにもなりました。そのまま働いていれば子どもは慣れたんでしょうが、私のほうが辛くなってしまったんですね。育児も仕事も中途半端になっているという葛藤がありました。2人目を考えていたこともあり、悩みつつも結局退職したんです。

―退職してしばらくは専業主婦生活を送っていらっしゃいますが、このときはいかがでしたか?

藤澤:第2子の妊娠・出産があったのでバタバタしていましたが、子どもたちと過ごせる時間が増えて嬉しかったです。ママ業を満喫していましたね。
一方で、比較的早くに会社を辞めてしまいましたし、「このまま仕事をせずにいて大丈夫だろうか」という思いもどこかにありました。

―幸せだけれど、葛藤もあったのですね。
そのころ、ご主人に「自宅でライターの仕事でもやったら?」と気軽に勧められたことが、仕事を始めるきっかけになったと伺っています。

藤澤:そうですね。夫に言われたことが少し気になって、インターネットで色々探すうちにクラウドソーシングサービスに出会った、という流れです。
実は、はじめは「とてもじゃないけれど出来ない!」と思っていたんですよ。編集者時代にベテランでスキルの高い、大忙しのライターさんたちとお仕事をしていましたので、そのイメージが強かったんですね。でも、下の子が1歳になって育児にも少し余裕が出たことと、クラウドソーシングサービスの存在を知ったことで、「まずはタスクでもやってみようかな?」という気持ちになっていきました。

―実際にタスクをやってみていかがでしたか?

藤澤:やってはみたものの、短い文章を書いて報酬が数十円、100円など低単価の仕事が多く、月額にしてみると1,000円いけばいいほうでした。イメージしていたものとは違っており、少し落ち込みましたね。インターネットで検索すると、主婦の在宅仕事に関してシビアな意見もたくさん書いてありますから、どんどん暗い気分になっていきました。

―想像よりも報酬額が少ないことに、落ち込んでしまったんですね。
その後1年ほどしてからプロジェクト形式のお仕事に応募されています。これは何がきっかけだったのでしょうか?

藤澤:本当にささいなことだったのですが、友人に「もっとまとまったお仕事できるんじゃない?」と言ってもらったことがきっかけですね。ずっと自宅にいたせいか、「できない、できない」と縮こまっていたのですが、背中を押してもらったことで「やれるのかも!」という気持ちになりました。

― 一気に3つのプロジェクトに応募されたそうですね。やってみていかがでしたか?

藤澤:はい、全部受注することはないだろうと思っていたのですが、ありがたいことに全て受注することができました。分野はさまざまですが、全てライティングのお仕事です。
在宅のライティング業務としては、初めて月額で万単位の報酬が得られたので、嬉しかったですね。一方で、結構忙しくなってきたのですが、会社員時代の報酬に比べるとケタ違いに報酬が少なかったので、「まとまったお金を稼ぐのは難しいのかな……」という気持ちもありました。

―なるほど。ちなみにそのお仕事は今でもやっているのですか?

藤澤:今はやっていないですね。1つは1年契約の案件だったので1年間。残りの2つは数か月程度です。先方のご都合で事業そのものがなくなったものと、早めにご連絡したうえで、こちらの都合で辞めさせていただいたものがありました。

 

Ⅱ 仕事を始めてわかったこと

―実際にプロジェクト形式のお仕事を始めてみて、藤澤さんが大事だと感じたことを教えてください。

藤澤:はい。まずは、仕事にかかる工数をしっかり確認しておくことですね。
子どもの体調不良や「想像以上に時間がかかって終わらない!」なんてことがあっても、誰も助けてはくれませんので、パンクしないようにスケジュールを立てることが大切です。
例えば、“書く量”は意識したほうがいいでしょう。「1記事1,000円」と言われると、タスクをやっていた人なら比較的高報酬に感じるかもしれませんが、1,000文字書くのか2,000文字書くのかで作業時間が大きく変わります。1文字単価を意識することが大切ですね。
もう一つは、“書く内容”です。ノウハウ系の記事を書くのか、施設紹介の記事を書くのか等によっても労力が変わってきます。調べ物や細かい事実確認が多ければ多いほど、時間がかかってしまうはず。調べ物がどれくらい必要になるかをきちんとチェックしておきましょう。
また、見落としやすいですが“時間指定がないか”も大切だと思います。私は、夜間の決められた時間に執筆するという内容の案件を担当したことがあるのですが、寝入ったはずの子どもが起きてしまって困ったことが想像以上に多かったんです。チャットやスカイプなどで打ち合わせが必要になる案件も同様ですね。子育てしながら働く場合、時間指定のある仕事には慎重になったほうがいいかもしれません。先方に迷惑をかけてしまったり、子どもにストレスを与えてしまったりすることもありますから。

―なるほど。そのあたりは、クライアントに事前に確認できるものでしょうか。

藤澤:はい。文字数等は明確になっていない場合もあるかもしれませんが、その場合は事前に聞いたほうがいいですね。内容についても、例えば1記事で紹介する内容が3つなのか5つなのかでは、同じ文字数でも労力が変わってきます。できる限り聞いたほうがいいと思います。

―事前のコミュニケーションが大切なんですね。

藤澤:そうですね。ただ、例えば、先方のご都合で急に執筆の方針が変わってしまうケースや、事前にこちらが知り得ないような内容で修正が大量に入るケースもあるかもしれません。そうなるとかなり労力が増してしまうのですが、これに関しては事前に知るのはなかなか難しいでしょう。業務に支障が出る場合、要望をお伝えしたほうがいいと思うのですが、改善していただけない場合もあります。そういったことも想定して、長期契約には少し慎重になったほうがいいと思います。

―長期契約の場合はその内容をしっかり確認すること。長期契約でない場合でも、メール等の文字ベースでやりとりを残しておいたほうがいいかもしれませんね。

藤澤:はい。でも、慎重になりすぎては何もできないので、長期契約のものでなければ、まずはチャレンジしてみることが大切だと思います。やってみると「意外とできるものだな」と感じることも多いと思うので。一度仕事をすれば、「ライターの経験がある」という実績を得ることもできます。実績を増やしていくことで、どんどん仕事の幅が広がっていきますよ。

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―藤澤さんは前職が編集でしたが、未経験者の方で活躍されている方もたくさんいらっしゃるそうです。クラウドソーシングサービスを利用すれば気軽にライター経験を得ることができるので、それを利用してステップアップしていくことができますね。

 

Ⅲ どんな風に仕事を広げてきたのか?

―では、その後藤澤さんがどのように仕事を広げていったのか。2つのターニングポイントがあるそうですので、順にお話をうかがっていきましょう。

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【広げる①】会社員時代の先輩を通じ直接契約で仕事を得る

―まずは、会社員時代の先輩にお仕事を紹介してもらったそうですね?

藤澤:はい。「ライターをやりたいんです」というお話を色々な方にしていたところ、ありがたいことに以前の会社の先輩がクライアント様を紹介してくれたんです。専門性を求められるお仕事だったので緊張しましたが、やりがいをもって取り組みました。

―世の中にライティングの案件はたくさんあるので、意外と身近にそういうお話があるかもしれませんね。藤澤さんの場合は元編集者ということもありますが、そうでなくても、積極的に声に出していくことで、お仕事を紹介していただく機会があるかもしれません。自分からチャンスを掴みに行くことも大切ですね。そのお仕事をやってみていかがでしたか?

藤澤:高報酬で本格的なお仕事だったので、やらせていただけることがとにかくありがたかったです。ただ、執筆量が多く、調べる内容も多かったので、想像以上に時間がかかってしまいました。バタバタしてしまって育児に影響が出てしまうくらい…。当時上の子は幼稚園児。下の子は未就園児でしたが、この時期から下の子の一時預かりを利用するようになりました。

―認可保育園の一時預かりを利用するようになったんですね。川崎市は待機児童数が多いですが、スムーズに預け先が見つかりましたか?

藤澤:難しいと思っていたのですが、意外にもすぐに見つかりました。娘のときに通常の保育枠では入れてもらえなかった人気の高い認可保育園だったのですが、就労目的の一時預かりなら、枠に余裕があったんです。
当時まだ1年目で一度も確定申告をしておらず、収入・就労をどう証明すればいいか少し迷いましたが、保育士さんにアドバイスをいただきながら、出来る限りのアピール材料を提示し、受け入れていただくことができました。

―待機児童数が多いことは茅ヶ崎市にも通じるものがありますね。少しずつでも収入を得て就労の実績を作っておくことで、預かり先が見つけやすくなることもあるでしょう。
預け始めた後の苦労はありませんでしたか?

藤澤:特にありませんでしたね。最初は少し不安だったのですが、週に1~2回でしたし、保育士さんにもすごく良くしていただいたので。息子も泣くことなく喜んで通ってくれて、安心しました。

 

【広げる②】フリーライター・エディターのコミュニティを通じて仕事を広げる

―次に、フリーライター・エディターのコミュニティを通じて仕事を広げられたそうです。これは、具体的にどういうものですか?

藤澤:インターネットで検索すると色々と出てくると思うのですが、ライターやエディターが個人情報を登録できるサイトがいくつかあるんです。
登録して自己PR文を送ったり、場合によっては課題を提出したりします。審査に通ると、お仕事をご案内いただけるようになる、という流れが多いですね。直にご依頼いただくケースもありますが、案件ごとに課題があり、選ばれた場合に仕事ができるというケースもあります。こういったサイトは数多くありますが、例えばPENYAというサイトが有名です。一度覗いてみると勝手がわかると思いますよ。

―クラウドソーシングサービスを使って経験を積んだら、こういったところに登録してお仕事をしていくといいのですね。
藤澤さんは、はじめはライティング業のみで、その後は編集のお仕事もされていますが、何がきっかけだったんですか?

藤澤:そのライター登録サイトの方にお声がけいただいたのがきっかけです。これまで雑誌の編集しかやっていなかったので不安だったのですが、先方から「たぶん出来ると思います」と後押ししていただいて、やってみることにしました。

―Webライティングの編集のお仕事内容について、詳しく教えていただけますか?

藤澤:「編集」といっても仕事内容はケースバイケースですが、主に下記の仕事をするケースが多いと思います。

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特に時間がかかるのは、原稿のチェックですね。書いている内容や構成に問題がないか、誤字脱字がないか等を細かく見ていく、地道な作業がほとんどです。ライターさんとのやりとりが生じるため、仕事の相手先が増えることにはなりますが、基本的にはメールでのやりとりが多いので、在宅で子育て中でも可能です。

―未経験でライターを始めて、経験を積んで編集になるかたもいるそうです。在宅のお仕事としては、Web制作やデザイナーと同様に、ライティング・編集のお仕事はたくさんあります。ライティングを始めた後、経験を積んで編集業を目指すというのも、ステップアップとしていいですね。

 

【仕事を広げていく上で大切なこと】

―では、仕事を広げていく上で大切なことは何でしょうか?

藤澤:最低限の書くスキルと、自分なりの専門性ですね。どちらも、きちんとやれば身につくものだと思います。

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藤澤:書くスキルに関しては、誤字脱字があるケースや、事実誤認をしているケース、クライアント様の指示が守れていないケースが想像以上に多いんです。そういったことがないように一記事一記事丁寧に取り組んでいれば、信頼は得られるのではないでしょうか。
基本的なWebライティングの書き方については、インターネット上で探せばわかりやすく説明された記事がたくさん出てきます。クライアント様がマニュアルをくださるケースも多いので、そういったものを読んで取り組めばいいと思います。

―人を感動させるような、すごくいい文章を書かなくてはいけないというわけじゃないんですね。

藤澤:はい、そういったことを求められるケースは少ないと思います。
例えば、“子どもが幼稚園に行っている間に、在宅で月に数万円稼ぎたい”という希望を持つママは多いようですが、こういったことに真面目にきちんと取り組めれば、十分実現可能だと思います。
後は、自分なりの専門性ですね。例えば資格なり趣味なり、これまでの経歴なり。自分としては「この程度のこと……」と思うようなことでも、アピール材料になるケースは多いです。具体的に堂々とアピールすればいいと思います。
もしもこれから新たに勉強するのであれば、ニーズがあるけれどライバルが少ない、マーケティングや美容・健康系(薬事法が絡むもの)、金融、法律、英語等の分野にチャレンジするのもいいと思います。

―「絶対に人に負けない!」といったレベルではなくても、十分専門性として認められるケースは多いようですね。具体的にキャッチーにアピールすることが重要なようです。

 

Ⅳ 現在のワークスタイル

―では、次に藤澤さんのワークスタイルについて伺っていきましょう。まずは、1か月のスケジュールを書いていただきました。お子さんの習い事もご自身の時間もとられているんですね。

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― 一方、こちらは1日のスケジュールです。基本的にお子さんが幼稚園・小学校に行っている間と、就寝後にお仕事しているのですね。

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藤澤:そうですね。子どもが帰宅してから就寝までの時間は、専業主婦の方と変わらないような「お母さんとしての生活」をしています。子どもと一緒に寝る日もありますが、仕事がある日は子どもたちに絵本を読んでマッサージをしてスキンシップをとった後、2人で寝てもらいます。

―随分余裕があるスケジュールに見えますが。

藤澤:はい、普段はできるだけ余裕を持たせたいと思っています。ただ、子どもの発熱などでスケジュールが変動して仕事が立て込んでしまえば、たまに徹夜の作業になることもあります。子どもが勉強している横で仕事をしていることもよくあるんです。

―子育て中は不測の事態が起きがちですし、余裕を持ってスケジュールを組んでいないと、「徹夜しても終わらない!」という状況になりかねないですもんね。

 

Ⅴ ステップアップのポイント

―ここでは、ステップアップのポイントについてみていきましょう。
「ステップアップ」という言葉は色んな意味で捉えられますが、ここでは一旦「収入を増やすこと」だと定義します。

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収入を上げるためには、仕事量を上げるか、報酬単価を上げるか、その両方を上げることが必要になっています。そのためには「仕事時間の捻出」、「仕事のスピードアップ」、「仕事の単価をあげる」といったポイントが重要になってきますね。
では、藤澤さんのケースをこれらのポイントにあてはめるとどうだったのか。お話を伺っていきたいと思います。

 

【どうやって仕事時間を捻出した?】

―まずは、どうやってお仕事の時間を捻出したのか、教えてください。

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藤澤:ひとつは無駄を省く、ということですね。物を減らして片付けや掃除をしやすくしたり、生協の宅配を利用して出来るだけ買い物に行く回数を減らしたりしています。
時短につながる便利な家電・設備も出来るだけ使いますね。子どもに家事を手伝ってもらうことも多いですし、週末は夫も積極的に家事・育児をしてくれるので、助かっています。
また、小学校や幼稚園に通う子どもがいる場合は自然にそうなると思うのですが、生活リズムを整えることも大事ですね。未就園児のお子さんがいらっしゃる場合は少し大変だと思うのですが、出来るだけ生活パターンを固定することで仕事時間が確保しやすくなり、効率的に働けるようにもなると思います。

 

【どうやって仕事のスピードをあげた?】

―では、仕事のスピードアップについてはいかがですか?

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藤澤:とにかく“実践ありき”という面はありますが、出来るだけ自分の得意分野を決めて、その分野に特化して仕事をするようにすると、スピードアップしやすいと思います。
私の場合は仕事の内容と目標時間、実際にかかった時間を日々記録しているのですが、それもオススメです。効率化するためにどうすればいいのか、分析する材料になりますよ。
あとは、筆が止まってしまう場合はアウトライン(どんな方向性で記事を書くか簡単にまとめたもの)を作っていないか、情報不足のケースが多いと思います。手書きでもいいのでアウトラインを書き、Webで情報が見つからなければ図書館に行くなどしたほうがいいですね。それでも書けないのであれば、記事の方向性自体を変えたほうがいいかもしれません。

―事務作業はWebサービスを活用しているそうですが、これは具体的にどんなサービスですか?

藤澤:確定申告に向けて、クラウドソフトを使って帳簿をつけています。私が使っているソフトでは、金融機関の入出金情報を自動でとってきてくれますし、請求書の発行が出来るサービスもあるので便利ですよ。

 

【どうやって仕事の単価をあげていった?】

―次は単価についてです。藤澤さんもはじめはクラウドソーシングサービスのタスクから始めて、数十円~100円程度の単価だったとおっしゃっていました。そこから報酬単価が上がっていったんですよね。

藤澤:はい。プロジェクト形式に応募したあたりから、記事1本あたり数百円~1,000円程度の単価に。
直接契約をいただいたり、ライター募集に直接応募したりするようになってからは、数千円~1万円を超える単価のお仕事もいただくようになりました。
自分なりの専門性や仕事の実績をアピールして次のお仕事をいただく、というように徐々にステップアップしていったんですね。自分の名前が載る記事(記名記事)を書くようになったり、編集の仕事を始めたりしたこともさらなるステップアップにつながりました。

―ライターとして実績を積んで記名記事を書くようになると、より実績として認められやすくなるそうですね。ステップアップの方法を伺っていると、まさにおとぎ話の『わらしべ長者』のようです。
ちなみに、専門性に不安がある方は、クラウドサービスが提供しているスキル支援やノウハウ記事を参考にするのもいいと思います。藤澤さんも利用されますか?

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藤澤:そうですね。ノウハウ記事はよく読みますし、「Schoo」にも登録していますよ。動画で学べるので、わかりやすいです。

―どうもありがとうございました。最後に一言お願いします。

藤澤:私もはじめは「育児しながら在宅で仕事なんてできるんだろうか」と不安な気持ちでいっぱいだったんです。でも、思い切ってやってみたら、子育てに力を入れながら、自宅でできる限り働くというワークスタイルも十分可能でした。ライターは、自分の興味がある分野を学びながら仕事ができる職業でもありますので、興味があれば少しずつでもチャレンジしてみるといいと思います。

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人それぞれ、自分のスタンスや子育ての状況によって「どのように働きたいか」「どれくらい働きたいか」は異なると思います。でも、少しずつでもチャレンジをして実績を作っていくことで、ステップアップにつながることもあるんですね。
その入り口として、クラウドソーシングサービスはとても有難い存在です。興味がある人はぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。