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2016.10.25(火) イベントレポート
【イベントレポート】16年9月30日『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』~英語教室編~

9月30日に開催された『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』。今回は、お教室サロンコースの英語教室編です。英語教室「Sunny Day English」を主宰されている、大坂由芙子さんを講師にお招きし、お話を伺いました。

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講師プロフィール

英語教師 大坂由芙子さん

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英語教室「Sunny Day English」主宰。海外書籍の翻訳・編集業や、公立小学校での外国語指導にも携わるなど、幅広く活動中。私生活では、小学校2年生と4歳の兄妹の母親。茅ヶ崎市在住。

◇「Sunny Day English」ブログ

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では、下記の目次にそって、講座内容をダイジェストにしてご紹介しましょう。

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【目次】

Ⅰ 開業までのプロセス(始め方のポイント)
Ⅱ 開業後のプロセス(広げ方のポイント)
Ⅲ 現在のワークスタイル
Ⅳ 働く上で大切にしていること

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Ⅰ 開業までのプロセス(始め方のポイント)

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―まずは、大坂さんが開業される前の状況をお伺いします。
元々は編集プロダクションにお勤めで、書籍の翻訳・編集に携わっていらしたそうです。上のお子さんをご出産されてからは、業務委託として、自宅で翻訳・編集業を続けていらっしゃいます。会社員時代と働き方は変わりましたか?

大坂:そうですね。会社勤めしていたときには、翻訳・編集以外にも出版社に出向くなどたくさんの業務がありましたが、出産後は自宅で出来るお仕事を1本単位でお受けしていました。業務は大分少なくなりましたね。ただ、当時幼かった長男を自宅で見ながらの仕事でしたし、締め切りがある仕事ですから、子どもの昼寝の間や寝静まった後、日中の家事・育児の合間の時間でバタバタとやっていました。

―結構ハードな状況だったんですね。
大坂さんはその後英会話教室を開き、小学校での仕事を始める等、活動の幅を広げていきます。教室オープンまでの流れを、4つのステップに分けて見ていきましょう。

 

【ステップ1】友人向けにワンコインレッスンを開講

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―最初のきっかけは、お友達に頼まれてレッスンをしたことだと伺っています。経緯を詳しく教えてください。

大坂:英語が得意なので、「先生をしてみたい」という思いはずっと持っていました。でも、英語を“話す”ことと“教える”ことはまた別のスキルです。幼い子どももいますし、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
そんなときに、ママ友さんから「子どもに英語を教えてよ」と声をかけてもらったんです。不安もあったんですが、教室というよりお友達同士のサークル活動に近いイメージでしたから、気軽な雰囲気で始めました。

―ママ友さんが背中を押してくれたんですね。最初は、1回500円で1~2歳児のお子様4名程度に向けてレッスンをされたそうです。実際やってみていかがでしたか?

大坂:授業内容は練りに練って臨んだはずだったのですが、始めてみたら予想の半分程度の時間でおわってしまい、冷や汗をかきました。ショックでしたね。頭のなかだけで考えるのとやってみるのとでは大きなギャップがあるのだと痛感しました。
また、リビングをレッスンの場所として開放したのですが、生活にまつわるさまざまなものがあるため、お子様達の集中力が持ちませんでした。現在は、居室の一つをレッスン用に開放しているのですが、それはこういった経験があったからですね。幼ければ幼いほど周囲の環境に左右されやすいので、しっかり場を整える必要があると思います。

 

【ステップ2】J-SHINE指導者資格取得のための講座に通う

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―では、ステップ2に移りたいと思います。その後、大坂さんは小学校英語認定協議会(J-SHINE)資格を取得されています。
これは、小学校で英語の仕事をするための資格だそうですが、何がきっかけで講座に通われたのでしょうか?

大坂:たまたま母が「J-SHINEという資格があるみたいだから、取得して小学校で教えたらどう?」と勧めてくれたことがきっかけでした。その時点では、すぐに小学校でお仕事ができるとは思っていなかったですし、この資格があるから即座に小学校で働ける、というわけでもないのですが、いずれ挑戦できるときがくるかもしれないし、という思いで講座に通い始めたんです。
でも、結果的にはすぐに小学校で働くようになりましたし、今となっては「取得してよかった」と思っています。

―具体的にどんなことを学ばれたのでしょうか?

大坂:基本的に小学校の授業を念頭に置いたカリキュラムなので、30~40人程度の生徒がいる学級で、どのように指導をするのかを学びました。本当にさまざまな授業があるのですが、例えば、担任の先生との協働の仕方や、子どもたちに対してどう指導するのが効果的なのか、文部科学省の英語指導のスタンス等を学びましたね。
私が通ったMPIの講座では、受講者が先生役をし、デモ授業をやることも多かったです。講座では子ども相手ではなく大人相手なのでより難易度が高いのですが、そこで学んだことが今とても役立っています。実際に授業をしてみたことで自信が持てて、「本格的に英語教師をやるぞ!」と思えた講座でもありました。

―お子さんがいながら、約2か月の間、土日にみっちり講座に通われています。その間の生活は大変じゃありませんでしたか?

大坂:かなり大変でした。子どもを預けて朝から夕方までみっちり勉強し続けていたので。でも、私にとっては、それをやるだけの価値は十分ありましたね。学んだ内容もそうですが、ほかの受講者のかたとのつながりができたこともよかったと思っています。

―J-SHINEの資格を年末に取得されて、年明けには外国語活動支援員(ALT:外国人の先生とともに、小学校の外国語教育に携わる仕事)の募集広告を見つけて応募されたそうです。すごくスムーズな流れですね。

大坂:そうなんです。たまたま茅ヶ崎市の広報誌で求人を目にしたんですね。非常に難しい試験・面接でしたが、なんとかクリアすることができ、4月から小学校での勤務がスタートしました。

 

【ステップ3】教材やカリキュラムを見直す

―このJ-SHINEの講座を受けた後、英語教室で使う教材やカリキュラムの見直しをされたそうです。英語のカリキュラムを作るのはかなり難しい作業だそうですね?

大坂:はい。英語教室にとってカリキュラムは“宝”ですから、ほかの教室のカリキュラムをそう簡単に知ることはできません。個人で教室を開く場合は、独自で開発するしかありませんね。でも、個人の先生が一代でカリキュラムを築き上げるのは難しいと思います。だからこそ、フランチャイズの英語教室で指導をする先生が多いのかもしれませんね。
私の場合は、J-SHINEの講座を受けていたので、個人でカリキュラムを作ることも可能になりました。

―J-SHINEの勉強は、カリキュラムを組み立てるうえで近道になったんですね。
カリキュラムの内容を教えていただくことはできませんが、例えば、お子さんを教える際に絵本やCDを使うケースが多いと思います。選ぶときのヒントを少し教えていただけないでしょうか?

大坂:絵本に関しては、子ども向けのレッスンではとにかく短いフレーズの絵本を探すといいと思います。できれば、1フレーズが繰り返されているもので、色なら色、季節なら季節など、テーマがハッキリした絵本がいいですね。意外と少ないので、探すのが少し大変かもしれません。まずは有名どころの絵本を使うと失敗しづらいと思います。
CDに関しては、確認できる場合はまずYouTubeなどの動画サイトで確認してから購入することをオススメします。また、子どもが感覚的にノリやすい歌を選んだほうが、楽しく集中してレッスンを受けてくれると思いますよ。

―ありがとうございます。

 

【ステップ4】お教室スタート

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―実際にお教室をスタートしてみて、何か変化はありましたか?

大坂:教室をスタートしてからは月謝制にさせていただいたのですが、当然その分生徒さんから求められるレベルも上がりますから、責任が増しました。
あとは、自分自身の健康管理に一層気を配るようになりましたね。子どもの体調不良の際も休めませんから、病気の時は母にお願いする等の調整も必要になりました。

―なるほど。ちなみに、ご自身のお子さんは一緒にレッスンを受けられているのでしょうか?

大坂:上の子に関しては、当初一緒にレッスンをしていました。でも、レッスン中に生徒さんに平等に教えていると、ほかの生徒さんにやきもちを焼いてしまうようで……。本人の意思もあって、今はレッスンには参加していません。英語は個別に教えるようになりましたね。今はもう小学校2年生なので、レッスン中も自由にお友達と遊んでいます。
上の子のこういった経緯があったので、下の子に関しては初めからレッスンには参加させませんでした。

 

Ⅱ 開業後のプロセス(広げ方のポイント)

―では、次に開業後のプロセスについてお伺いしていきたいと思います。

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―教室を始めた当初は1クラスのみの開講だったそうですが、二人目のお子さんを妊娠・出産後、産休明けに次々と新しいクラスや単発のレッスンを開講されています。こちらはどういった経緯だったのでしょうか?

大坂:そうですね。まずは、知人から「小学生を教えてくれないか?」という依頼があったことがきっかけで、2013年に小学生クラスを開講しています。下の子が小さかったですし、小学生は教えたことがなかったので最初は不安な面もあったんです。でも、J-SHINEでは主に小学校低学年向けのレッスン内容を学んでいたので、学んだことを活かせるという思いもあり、チャレンジしました。
2014年には、友人のダンス講師とコラボして「DanceEnglish」のクラスを開講し、その後は、ご要望や生徒さんの進級に合わせて、
・ベビークラス(1歳~1歳半前後対象)
・トドラークラス(1歳半~未就園児対象)
・ママクラス(赤ちゃん連れ可)
・キンダークラス(幼稚園児対象)
を開講していきました。

―「DanceEnglish」は、面白そうな取り組みですね。やってみていかがでしたか?

大坂:はい。自信をもって提供できる楽しいレッスン内容になっています。
でも、ダンスの要素を取り入れているため、自宅ではなく、鏡のあるスタジオを借りる必要があります。また、講師が2人ということもあって、その分コストが上がってしまうんですね。収益面では難しい部分もあります。ただ、いいプログラムではあるので、「DanceEnglish」は現在は単発で行うレッスンとしています。

―では、ほかのクラスはどういった経緯で開講されたのでしょうか?

大坂:ベビークラスもトドラークラスも、保護者の方からご要望をいただくことが多かったんですね。この年代は、これから習い事を増やしていきたいという家庭が多いですから、そういった背景もあるのだと思います。
キンダークラスは、トドラークラスの生徒さんが幼稚園に行くようになったので、自然に開講したという流れです。
ママ向けのクラスは、海外転勤が決まっているママさんから「教えてほしい」というご要望をいただいたことがきっかけで開講し、次第に生徒さんが増えていきました。

―集客に関しては、何かチラシや広告などを利用されていますか?

大坂:私の場合は、ブログ以外はやっていません。
ブログはコツコツ記事を書き続けているのですが、そのお蔭で検索順位が上がってきて、ブログを見てお問い合わせをいただくことも多いです。

―ありがとうございます。では、ここで大坂さんの教室運営が成功しているポイントを3つに分けて見ていきましょう。

 

【ポイント1】英語教室の特性を踏まえた集客

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―まずは、ポイント1の「英語教室の特性を踏まえた集客」です。大坂さんの場合、さきほどのお話にもあったように、生徒さんのご要望に応じてベビー・トドラークラスを開講されています。
小学生の頃にはもう習い事が確定していてもう空き時間がないという子も多く、やりたくてもできない子が増えてくるという事情もあるかと思います。未就園児向けの習い事は保護者が熱心に情報収集をするケースが多く、集客しやすいようですね。

大坂:そうですね。また、英語は中学に入学する頃には必ず必要になるということを、保護者の方々も理解されています。「早いうちから英語力をつけたい」と考えるかたが多いんです。同時に、「英語は長く続けなければ身につきづらい」ということも、経験上知っている方が多いですから、継続性も高いかと思います。

―確かに、スポーツ系の習い事や楽器系の習い事は勉強が忙しくなると辞めていく子も多いイメージがありますが、塾や英語等のお勉強系は小学校高学年になっても続けたいと考える家庭が多そうです。一度入室すると、長く続けていただきやすいという面があるんですね。

 

【ポイント2】各コースのニーズに対応した教室運営

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―ポイント2に移りたいと思います。大坂さんは、上記の通り、各コースに応じて運営方法を変えていらっしゃるそうです。それぞれどのような思いで運営しているのですか?

大坂:例えば、ベビー・トドラークラスでは、お母さんが子育ての息抜きとして習い事をしたいと思っているケースも多いです。なので、お母さんたち同士が仲良くなれるような雰囲気づくりを心掛けていますね。
キンダークラスでは、初めて母子分離になりますから、お子さんの様子が見られなくなって不安になる保護者の方も多いです。出来るだけレッスンの様子を写真に撮る、丁寧に様子をお伝えする等して、不安を解消する努力をしています。
小学生クラスになってくると、今度は「習っている効果が出ているんだろうか」と悩む保護者の方が増えてくるんです。できるだけ丁寧に説明をし、不安を解消していくようにしていますね。
子連れのママ向けのクラスでは、ママ自身の学びのためにレッスンに来られているわけですから、おもちゃを用意して出来るだけお子さんがママから離れて遊んでくれるようにしています。ママが自分の学びに集中できるようにしたいと思っているんです。

 

【ポイント3】価格設定

―ポイントの3つ目は、価格設定です。大坂さんは段階的にレッスン代を見直されたそうですが、価格改定は勇気がいったのではないでしょうか?

大坂:確かに、言いづらいものではあると思います。でも、きちんとしたレッスンをしたいと思ったときに教材は必要になり、どうしてもコストがかかってしまいます。
私の場合は、その部分をきちんとご説明すれば、多くの場合ご納得いただけました。
レッスン内容に見合った価格を設定し、きちんと丁寧に説明をし、それでも続けていただけない場合は、仕方がないことだと思っています。
今も大手のお教室ほどのお値段はいただいていませんが、自分自身に「大手にはない良さがある」という自信を持って運営すること、自信が持てるようなカリキュラムを築くことも大事だと考えています。

 

Ⅲ 現在のワークスタイル

―今度は、少し内容を変えて働き方について見ていきたいと思います。まずは、大坂さんの1か月のスケジュールをお伺いしました。

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―現在はたくさんのコースを開講していらっしゃいますので、レッスンの予定がたくさんつまっていますね。月曜日は基本的に編集・翻訳のお仕事。週に1回ほどは小学校のお仕事があります。水曜日の午後は基本的にオフにされているそうです。
では、レッスンがある日の1日の流れについて、もう少し詳しく教えてください。

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大坂:はい。私は朝型なので、起床時間は4時半と早めです。早起きをして、レッスンの準備や翻訳・編集の仕事をします。その後、家事をして子どもたちを送り出すという流れです。レッスンが午前中と午後にあり、その合間にもレッスンの準備か、翻訳・編集の仕事をすることが多いですね。17時半にはレッスンが終わるので、それ以降は普通のお母さん業に戻ります。朝が早いぶん、夜は22時頃に子どもたちと一緒に寝ていますね。

―下のお子さん(長女)に関しては、「特定保育」を利用されてます。(※平成28年現在は特定保育の募集はありません)どのような保育形態なのか詳しく教えてください。

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大坂:はい。特定保育というのは、週2~3日程度、最大100時間の範囲内で利用できる保育で、利用時間は原則16時までと決まっています。フルタイム勤務ではない、パートの方や、私のように個人で仕事をしている人が利用できるような保育制度です。
現在は、生徒さんのスケジュールに合わせてレッスンをすると、特定保育では保育時間が足りない状況です。両親は遠方なので、ファミリーサポートを週1回利用する、ご近所の方や生徒さんの保護者の方にご協力いただくなど、本当に周りの方々に助けていただきながらやっています。

―現在は、受け入れてもらえるかどうかは別として、認可保育園も利用時間が月64時間から申し込みができるようになっています。また、幼稚園の預かり保育も盛んになっていますので、そちらを利用するのもいいかと思います。
では、保育料の負担に関して、大坂さんはどのように感じていらっしゃいますか?

大坂:保育料は安くありませんが、今の収入や保育料だけを見て損得勘定しないようにしています。いずれは下の子も小学校に上がりますし、そうなれば保育料はかからなくなります。また、ここ数年でやってきた仕事は、保育料がかかってでもやりたいと思うことばかりでしたから。

―なるほど。将来を見据えたうえで、保育料をかけてでも働くという選択肢を選ばれているんですね。
また、大坂さんは、いきなり保育園やファミリーサポートなどを利用したのではなく、お仕事を増やしていくにつれて徐々に保育を拡張していくというやり方をされています。この点も参考になりますね。
例えば保育園を利用しない、できない場合にも、はじめは低年齢の生徒さんのみを対象に短い時間で始め、その生徒さんたちの進級にあわせて徐々にお仕事を増やしていくという方法もありますね。

 

Ⅳ 働く上で大切にしていること

―ここまで事業を拡げてこられて大坂さんですが、“なぜ働くのか”について教えてください。

大坂:私は英語が好きで仕事にしているくらいなので、海外に行くのも好きなんですが、自分が行きたいところへ行くためのお金は自分で稼ぎたい、と思っています。自分自身で稼ぐことで、“何かあっても大丈夫”という安心感も得られますよね。
また、元々家でじっとしていることが性に合わないのかもしれません。働くことが当たり前になっている部分もあるのですが、英語教室や編集、小学校の仕事等、様々な仕事をすることで気持ちを切り替えることができ、ひとつひとつのことを楽しみながらやれているのかなと思います。

―では、働く上で大切にしていることはありますか?

大坂:私が英語教室を開いたのは、ママ友さんに「レッスンをしてよ」とお願いされたことがきっかけでした。人に求めてもらえるということは、自分の力を役立てられるということなのかな、と思います。何かご要望をいただいたら、できるだけ見過ごさずにお応えしていきたいと思っています。
あとは、私のなかで子どもの優先順位が高いので、子どもが何かSOSを出したとき、すぐに応えられるように常に余裕をもって生活したいと思っています。

―会社員ではなく、個人で仕事をしているからこそ、そういった余裕が持ちやすいのかもしれませんね。今後の事業展開については、どうお考えですか?

大坂:もちろん教室は続けていきたいですが、やりたいことはたくさんあります。例えば、すぐには難しいですが、生徒さんを海外に連れていく企画などもしてみたいですね。

―貴重なお話をありがとうございました。

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周囲の要望やご自身の「やりたい」という思いを次々と前向きに実現してこられた大坂さん。お教室を開く際のノウハウだけではなく、子育て中で制限が多い環境のなかで、いかに仕事をしていくかという部分でも参考になるお話がたくさんありました。

「うみのあお そらのあお」では、今後も家庭に軸足を置きながら働くためのヒントをご紹介する講座を開催する予定です。1人でも多くの方が、子育てしながら自由に働けるようになることを願っています。