うみのあお、そらのあお

BLOG うみのあお、そらのあお スタッフブログ

2017.7.13(木) イベントレポート
【イベントレポート】17年6月8日『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』~専業主婦からプロに WEBライター編~

IMG_2495

昨年度ご好評いただきました『これから働きたいママのためのプレおしごと講座』が、今年度も始まりました。6月8日の初回は「WEBライター編」。

クラウドソーシングサービスについて解説した第1部、先輩クラウドワーカーの話を聞いた第2部に分けて、レポートをお届けします。




【目次】
<第1部 クラウドソーシングとは?>
I 仕事の流れ
II 4つの仕事形式
Ⅲ クラウドソーシングのメリット
Ⅳ 必要なスキル
Ⅴ 収入を増やすために

<第2部 先輩クラウドワーカーのおはなし>
―今のお仕事を始めたきっかけは……
―仕事を始めてみてわかったこと
―どうやって仕事を広げたか
―仕事を広げていく上で大切なこと
―どのようなワークスタイル?
―どうやって仕事時間を捻出したか?
―どうやって仕事のスピードをあげたか?
―どうやって仕事の単価をあげていったか?






<第1部 クラウドソーシングとは?>

スライド06

「クラウドソーシング」というのは、発注者(仕事を依頼する側)が、WEB上で不特定多数の在宅ワーカーに向けて、仕事の依頼内容を発信することができるサービスのこと。「CrowdWorks」、「Lancers」、「shufti」などが有名です。

 

専門的なものから手軽なものまで、幅広く仕事が用意されています。

スライド07

特に、ライティングやデザイン、事務作業系の仕事が多いようですね。

 

お仕事の流れ

 

以下のような流れでサービスを利用します。もう少し具体的にみていきましょう。

スライド08

Step1:会員登録(無料)

最初に自分の個人情報を登録し、プロフィールや自己PR文などを記入します。

 

Step2:仕事を探す

たくさんの仕事があるので、希望するカテゴリを選択し、条件を加えて絞り込んでいきます。「お気に入り」に登録しておけば、あとで比較検討することも可能です。

 

Step3:条件交渉、契約

希望の仕事が見つかったら条件交渉、契約に移りますが、仕事の形式によって進め方が違いますので、後ほど詳しくご説明しましょう。

 

Step4:納品、検収、報酬確定

作業が終わったらWEB上で納品。発注者側が検収したら正式に報酬が入ります。

 

Step5:評価

仕事が終わったら、受注者、発注者がお互いに評価をします。

 

では、クラウドソーシングの仕事形式について詳しくみていきましょう。

 

4つの仕事形式

 

クラウドソーシングには、「タスク形式」、「プロジェクト形式(固定報酬制)」、「プロジェクト形式(時給制)」、「コンペ形式」という主に4つの仕事の形式があります。それぞれの特徴は下記の通りです。

 

【1】タスク形式

スライド13

単純作業が多く、単価は低め。早いもの順で、審査を待つことなくすぐに仕事に取り掛かることができます。

 

【プロジェクト形式(固定報酬制)】

スライド17

応募文を送り、応募者のなかから選ばれれば作業できる、という仕事形式。仮払いされている状態で仕事に着手し、納品物に問題がなければ報酬が確定します。

 

【プロジェクト形式(時給制)

流れとしては固定報酬制と同様ですが、成果物ではなく、かかった時間に対して報酬を得ます。定期的に、WEB上や対面でのミーティングがあることも。

スライド17

【コンペ形式】

スライド23

すぐに作業に取り掛かることができます。ただし、提案した成果物が採用されなければ、作業しても収入は得られません。

 

これらの仕事形式は少し複雑に感じるかもしれませんが、クラウドソーシングサイトでも丁寧に説明されていますし、サイトを見て解決しないことはほぼないでしょう。興味がある人は、まずは一度サイトを覗いてみることをオススメします。

 

クラウドソーシングのメリット

 

クラウドソーシングを利用して働くメリットは、主に次の2つです。

スライド29

PCとインターネット環境さえあれば、いつでもどこでも仕事ができます。また、仕事量も自分で調整することができるのです。

 

「子育て中だから仕事量をおさえたい」「子どもとの時間を大切にしながら自宅で働きたい」という人にマッチしそうですね。

ただし、「すべて自分で決められる」ということは、裏をかえせば「責任は全て自分にある」ということ。業務を請け負った以上は、確実に期限内に仕上げて納品しなければいけません。子どもや自分の急病があっても、対応しなければいけないですね。

スライド31

 

必要なスキル

 

決められた仕事をしっかり遂行するためには、余裕をもったスケジューリングや丁寧なコミュニケーション、ある程度の専門スキルが求められます。

スライド32

 

「専門スキル」といっても、はじめからいきなり高い専門性が求められるわけではありません。でも、学んでいく姿勢は大切。わからないことを放置せず、主体性をもって解決していきましょう。

 

収入を増やすために

スライド33

仕事をするうえで、やはり収入はとても大事な観点。

収入は、「仕事量×報酬単価」です。仕事量か報酬単価のどちらか、もしくか両方を上げる必要があります。

 

具体的には、作業スピードを上げるか、仕事時間を増やすか、専門性を身につけて成果物のクオリティを上げるか、ということになりますね。

 

こういったステップアップの観点を意識しながら、第2部から先輩クラウドワーカーに話を聞いていきましょう。

 

<第2部 先輩クラウドワーカーのおはなし>




 

講師プロフィール

ライター・エディター 藤澤佳子さん

%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%ab%e5%86%99%e7%9c%9f

元住宅情報誌編集者。専業主婦を経て、現在はフリーランスのライター・エディター。前職の経験や保育士、FPの資格を活かし、主に住宅・金融・教育分野の執筆・編集を手掛ける。私生活では小学校2年生(7歳)と年中(4歳)の姉弟の母親。川崎市在住。




 

―今のお仕事を始めたきっかけは何ですか?

スライド40

藤澤:元々は会社員でしたが、ワーキングマザー生活に限界を感じたことと、2人目を考えていたこともあって会社を辞めました。2歳ごろになると娘は毎日保育園を嫌がるようになりましたし、入院したときも満足に付き添ってあげられず、私自身が辛くなってしまったんです。

 

専業主婦になってからすぐ、2人目を妊娠・出産。子どもたちと過ごせる時間が増えてうれしかったですが、一方で、バリバリ働いている友人と比較して焦る気持ちもありました。夫に在宅ライターの仕事を勧められたこともあってインターネット検索してみたら、クラウドソーシングサービスを見つけたんです。

 

―仕事を始めてみてわかったことは何ですか?

スライド41

藤澤:主体性を持って働くことが大切だということですね。

困っていても誰も助けてはくれませんので、パンクしないようにスケジュールを立てなくてはいけません。

 

同じ「記事を1本書く」という仕事でも、文字数や内容によってかかる時間は大きく異なります。作業にかかる時間を常に意識しておきたいところです。

 

また、契約前に疑問点は質問・解消しておいたほうがいいですし、クライアントのことをあまりよく知らないうちに、安易に長期契約しないよう気をつけたいですね。

スライド43

とはいえ、慎重になりすぎては前に進めません。長期契約でなければ、実績を買うつもりでチャレンジしていくといいと思います。

 

―どうやって仕事を広げましたか?

スライド46

藤澤:まず、たまたま会社員時代の先輩にお仕事を紹介してもらったことがきっかけで、クラウドソーシング以外のお仕事を請け負いました。

 

その後、フリーライター・エディターのコミュニティも利用するようになりました。インターネットで検索すると出てくると思うのですが、ライターやエディターが個人情報を登録できるサイトがあるんです。PENYAというサイトが有名ですね。

 

自己PR文や課題を提出し、審査に通るとお仕事を案内してもらえるようになる、という流れが多いでしょう。

 

私の場合、このようなコミュニティを通じてWeb編集の仕事も始めました。未経験からライターを始めて、経験を積んで編集になる人もたくさんいます。機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

―仕事を広げていく上で大切なことは何でしょうか?

スライド48

藤澤:最低限の書くスキルと、自分なりの専門性だと思います。

ただ、あまり難しく考える必要はありません。Webライティングのノウハウはインターネット上でたくさん解説されています。しっかり読んで丁寧に取り組めば大丈夫でしょう。

 

専門性についても、資格、趣味、これまでの経歴など、ちょっとしたことがアピール材料になるケースは多いものです。具体的に堂々とアピールすればいいと思います。

―どのようなワークスタイルですか?

スライド49

藤澤:もう子どもたちも小学生と幼稚園児なので、基本的には専業主婦と変わらない生活をしながら仕事をしています。仕事が多いときは夜間も作業しますが、PTA活動や自分の趣味の時間も取れていますし、子どもの習い事の送迎もしていますよ。学校・園の行事もフルで参加していますし、子どもと一緒にいる時間は長いと思います。

 

―どうやって仕事時間を捻出しましたか?

スライド53

藤澤:家具のレイアウトを工夫し、家族全員の机を並べた部屋を用意しました。子どもをみながら仕事ができるようにしたんです。下の子が小さいころは、机の横におもちゃのスペースを作っていましたね。

 

―どうやって仕事のスピードをあげましたか?

スライド54

藤澤:自分の得意分野を決めて、その分野に特化して仕事をするようにしました。私は、仕事にかかった時間を日々記録していたのですが、それもオススメです。

また、筆が止まってしまう場合は情報不足のケースが多いので、図書館に足を運ぶといいでしょう。

 

―どうやって仕事の単価をあげていきましたか?

スライド55

藤澤:これまでの仕事の実績をアピールして次のお仕事をいただく、というように徐々にステップアップしていきました。自分の名前が載る記事(記名記事)を書いたことや、編集の仕事を始めたこともステップアップにつながったと思います。

IMG_2502

―最後に一言お願いします。

 

藤澤:私もはじめは、「子育てと両立しながら在宅仕事なんてできるのかな?」と不安でした。でも、思い切ってやってみたらできたんです。「子どもが幼稚園に行っている間に、在宅で月に数万円稼ぎたい」といった希望を持つママも多いようですが、十分実現可能だと思いますよ。




 

子育て中に仕事を始める入り口として、クラウドソーシングサービスはとてもありがたい存在ですね。興味がある人は、まず一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。